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食事の回数が多いと…
STRETCH LAB SHINの清水です。
今日は、食事の回数が多いと身体に起こる弊害と対策をお伝えします。
普段、私たちは「1日3食+間食が健康的」と思いがちですが、実は食事の回数が多いほど、身体に負担がかかることがあるんです。
特に、身体が酸化して炎症を起こしやすくなることも…。
今回はその理由と、日常でできる対策についてわかりやすくお話しします。
食事回数が多いと身体にどんなことが起きるの?
① 血糖値の乱高下で身体が疲れる
食事をすると血糖値が上がり、身体はそれを調整するためにインスリンを分泌します。
この血糖値の上がり下がりが頻繁に起こると、体内で「活性酸素」という物質が増えてしまいます。
活性酸素は、身体の細胞をサビつかせる原因の一つ。
これが増えすぎると、疲れやすくなったり、老化の原因になったりするんです。
② 消化にエネルギーを使いすぎる
食事をすると胃や腸が働きますが、この消化活動は意外とエネルギーを使います。
回数が多いと、その分だけ内臓がフル稼働状態になり、身体が休む時間が減ってしまいます。
その結果、身体が炎症を起こしやすくなることも。
③ 腸内環境が乱れる
食事回数が多いと、腸が「休憩」できる時間が短くなりがち。
これが腸内細菌のバランスを崩す原因になることがあります。
腸内環境が悪化すると、免疫力が下がったり、身体に炎症が起きたりしやすくなるんです。
科学的な裏付け
①食事の回数と炎症の関係
「頻繁に食事を摂ると血糖値が上がりやすく、体内で炎症が起きやすくなる」ということは、近年の研究でも明らかになっています。
また、逆に「食事の回数を減らすと炎症を抑えられる」という結果も出ています。
②断食(プチ断食)の効果
断続的に食事をしない時間を作ることで、血糖値が安定しやすくなるだけでなく、身体の修復機能が働きやすくなると言われています。
これにより、身体が酸化や炎症から守られるという研究結果もあります。
日常でできるちょっとした工夫
① 食事回数を見直してみる
1日2回の食事で十分という説もあります。
その分、1回の食事で栄養バランスをしっかり取るように意識しましょう。
「間食が癖になっている…」という方は、まず間食をフルーツやナッツなどに置き換えるところから始めてみてもいいかもしれません。
② 抗酸化作用のある食べ物をプラス
ブルーベリーや緑茶、ナッツ類などは、身体の酸化を防ぐ「抗酸化作用」が高い食べ物。
毎日の食事に少し取り入れるだけでも、身体への良い影響が期待できます。
③16時間ファスティングを取り入れる
食事回数を減らす、もしくは食事の間隔を広げると、身体は「修復モード」に入る時間が増えると言われています。
この修復モードをうまく活用できるのが、16時間ファスティングです。
16時間ファスティングとは?
1日の中で16時間は何も食べない時間を作り、残りの8時間で食事を摂るスタイルです。
たとえば、夜8時に夕食を終えたら、次の日の昼12時まで断食する、といった方法です。
この何も食べない16時間の間に、以下のような身体への良い影響が期待できます。
内臓が休まる:胃腸が休む時間ができ、消化の負担が軽減されます。
血糖値が安定する:食べない時間が長くなることで、血糖値の乱高下が減ります。
脂肪燃焼が促進される:身体がエネルギー不足を感じると、蓄積された脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すようになります。
炎症が抑えられる:断食中、体内の炎症を抑える作用があるとされるホルモンが活性化します。
最初は無理をせず、週に1〜2回から始めてみるのがおすすめです。
たとえば、夜8時に夕食を終えたら、次の日の昼まで水やお茶などを飲みながら過ごすだけ。
慣れてくると、食後のだるさが軽減されたり、朝の目覚めが良くなったりと、変化を感じられることがあります。
まとめ
食事回数を少し見直すだけで、身体の負担が軽くなり、炎症や酸化を抑えることができるかもしれません。
最初は無理のない範囲で、自分に合ったスタイルを見つけていくことが大切です。
STRETCH LAB SHINでは、ストレッチを通じて内側からも外側からも健康をサポートしています。
身体のケアや健康に関するお悩みがあれば、ぜひ気軽にご相談ください。
一緒に健康的な身体を目指しましょう!