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身体が硬いと脳が硬い
前回、指のストレッチで身体が柔らかくなるという記事を書きました。
では、なぜ指をストレッチすると身体が柔らかくなるのか簡潔に説明いたします。
これは脳外科医であるペンフィールドという方が脳と身体(筋肉)の繋がりを研究し、それを表したものです。
脳には運動野(写真右側)という箇所があり、身体を動かす命令は運動野から出されています。
逆に何らかの原因で運動野が損傷されると、身体が麻痺する箇所でもあります。
上記の脳地図を見てみると、その運動野には手や顔が関係しています。
ということは手や顔を動かすと脳が活性化し身体が動かしやすくなるのです!
ただ逆も然り。
パソコンや外仕事だったり日常生活で指を多く使っていると、当然使い過ぎて指が硬くなってきます。
すると繋がりがある脳も硬くなり運動野がうまく指令が出せなくなり、身体の動きが悪くなると考えられます。
なので使い過ぎたり無意識な力みで硬くなった指をストレッチすることで脳もリラックスし指令(神経の滑走)がスムーズになり、身体が柔らかくなる(動かしやすくなる)というメカニズムです。
ただ筋肉を伸ばすという行為だけではなく、なぜ身体が柔らかくなるのが動かしやすくなるのかを説明しながら施術をさせて頂きます。
人体の仕組みに興味があるマニアックな方からのお問い合わせお待ちしております!笑